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1.惻隱之心仁之端也 cèyǐn zhī xīn rén zhī duān yě 惻隱の心は仁の端なり [訳]他人の不幸を憐れむ心は仁のはじまりである 2.典冠者見君之寒也 diǎnguān zhě jiàn jūn zhī hán yě 典冠者は君の寒きを見るなり [訳]冠の係官は君主が寒がっているのを見たのである 3.安求其能千里也 ān qiú qí néng qiānlǐ yě 安[いづ]くんぞ其の能の千里なるを求めんや [訳]どうしてその馬の一日に千里を走る能力を求められようか 4.勿傷吾仁也 wù shāng wú rén yě 吾が仁を傷つくる勿[な]かれ [訳]私の仁を傷つけてはならないのだぞ 5.賜也、始可與言詩已矣 Cì yě, shǐ kě yǔ yán shī yǐ yǐ 賜や、始めて與[とも]に詩を言ふべきのみ 賜(=子貢)よ、それでこそ一緒に詩経を論じることができるね 6.回也聞一以知十 Huí yě wén yī yǐ zhī shí 回や一を聞きて以て十を知る [訳]顔回(=人名)こそは一を聞いてそれで十を知るのだ 7.君子之至於斯也、吾未嘗不得見也 jūnzǐ zhī zhì yú sī yě, wú wèi cháng bù dé jiàn yě 君子の斯[ここ]に至るや、吾[われ]未だ嘗て見ることを得ずんばあらざるなり [訳]君子がここに来たら、私は今までお目にかかれなかったことはないのですよ 8.聽訟吾猶人也。必也使無訟乎 tīng sòng wú yóu rén yě, bì yě shǐ wú sòng hū 訟[うつたへ]を聽くは吾[われ]猶ほ人のごときなり、必ずや訟を無からしめんか [訳]訴訟を処理する能力については私は他の人と同程度だよ。どうしても(他の人との違いを言え)というのなら、そもそも訴訟をなくさせようとすることかな。 |
1.死已三千歲矣 sǐ yǐ sānqiān suì yǐ 死して已に三千歲なり [訳]死んでもう三千年になってしまった。 2.其爲惑也終不解矣 qí wéi huò yě zhōng bù jiě yǐ 其の惑[まど]ひたるや終[つひ]に解けざらん [訳]その迷いは結局解けずじまいになるだろう 3.往矣 wǎng yǐ 往け [訳]帰ってしまえ |
1.天下莫強焉 天下に焉[これ]より強きは莫[な]し [訳]天下にこれほど強いものはない。 2.君子有三樂、而王天下不與存焉 jūnzǐ yǒu sān lè, ér wàng tiān bú yù cún yān 君子に三樂有り、而して天下に王たるは與[あづかり]り存せず [訳]君子には三つの樂しみがあるが、天下を統治することはその三つには関係がない。 3.其子焉往 qí zǐ yān wǎng 其の子[こ]焉[いづ]くにか往く [訳]その子はどこに行くのか 4.割鷄焉用牛刀 guō jī yān yòng niúdāo 鷄を割くに焉[いづ]くんぞ牛刀を用ゐんや [訳]鶏をさばくのにどうして牛用の刀を使うことがあろうか 5.忽焉在後 hūyān zài hòu 忽焉[こつえん]として後に在り [訳]ふいに後ろにいる |