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日付と時刻


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  1. ~日(間)
    一天 两天 三天 四天 五天 六天 七天 八天 九天 十天
    yì tiān liǎng tiān sān tiān sì tiān wǔ tiān
    liù tiān qī tiān bā tiān jiǔ tiān shí tiān
    一日 二日 三日 四日 五日 六日 七日 八日 九日 十日

     ここで習うのは“~月~日”という日付のときの“~日”ではなく“~日間”という言い方です。このときには「~天」といいます。時間の長さですから数量の単位になるので2は「两/兩」のほうです。



  2. ~年(間)
    一年 两年 三年 四年 五年 五年多 整十年
    yì nián liǎng nián sān nián sì nián wǔ nián wǔ nián duō zhěng shí nián
    一年 二年 三年 四年 五年 五年あまり まるまる十年

     こんどは“~年間”という言い方です。「~多」は“~あまり”という意味です。「整~」は時間を強調します。それは“まるまる~”のように時間の長さを強調する意味にもなったり、“ちょうど~”のように時間の正確さを強調する意味にもなったりします。



  3. ~ヵ月(間)
    一个月 两个月 三个月 四个月 半个多月
    yíge yuè liǎngge yuè sānge yuè sìge yuè bànge duō yuè
    一ヵ月 二ヵ月 三ヵ月 四ヵ月 半月あまり

     “~ヵ月間”という言い方です。「个/個」と「月」は別語なので、“~あまり”の「多」がすべりこむ位置に注意してください。



  4. ~日(日付)
    一号 二号 三号 四号 十号 几号
    yī hào èr hào sān hào sì hào shí hào jǐ hào
    一日 二日 三日 四日 十日 何日

     こんどは日付のほうの“~日”です。「日(rì/ㄖˋ)」というのは文語であり、口語では「号/號」を使います。日付は数量単位ではないので2は「二」のほうです。“今日は何日ですか”などと聞くときの“何日”は「几号/幾號」といいます。
     いずれ出てきますが(→「@@@jjp2012,n1@@@」)、“いくつ”と聞くときの言い方は「几/幾」と「多少(duōshao/ㄉㄨㄛ ㄕㄠˇ )」とあり、答えが1桁であることが予想される場合は「几/幾」、そうでなければ「多少」という使い分けがあるのです。ただし日付(年月日とも)・時刻および序数はは2桁になることもありえますが、「几/幾」を使う習慣になっています。



  5. 曜日、週、~週間
    礼拜(星期日) 礼拜一(星期一) 礼拜二 礼拜三 礼拜四
    礼拜五 礼拜六 上礼拜 下礼拜 一个礼拜
    lǐbài (xīngqī rì) lǐbài yī (xīngqī yī) lǐbài èr lǐbài sān lǐbài sì
    lǐbài wǔ lǐbài liù shàng lǐbài xià lǐbài yíge lǐbài
    日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日
    金曜日 土曜日 先週 来週 一週間

     曜日及び週という考え方はキリスト教とともに入ってきたので「礼拜/禮拜」という語を使います。「拜」の字に注意。大陸の簡体字でも“拝”は用いません。「礼拜」は“週”および“~週間”という単位として使いますが、“何曜日”という言い方のときにも使います。曜日の言い方は月曜日からはじめて「礼拜一」「礼拜二」……のように数字で表します。日曜日は「礼拜天」または「礼拜日」といい、このときに限って単に「礼拜」とも言います。つまり「礼拜」という語は“週、~週間、~曜日、日曜日”という4つの意味があるまで注意してください。
     なお、キリスト教を嫌う考えから「礼拜」を嫌って「星期」と言う言い方が清末からあります(上記の「礼拝」はすべてそのまま「星期」と言い換えることができます)。大陸は一応社会主義国家なので「星期」のほうが普通ですが口語ではけっこう「礼拜」というらしいです。台湾や華僑社会ではさらに「禮拜」のほうが普通になります。
     「上」「下」は“前の”“次の”という意味があり、“来週の火曜日”は「下礼拝二」などということができます。



  6. ~月(日付)
    正月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月
    九月 十月 十一月(冬子月) 十二月(腊月)
    zhēngyuè èryuè sānyuè sìyuè wǔyuè liùyuè qíyuè báyuè
    jiǔyuè shíyuè shíyīyuè(dōngziyuè) shí'èryuè(làyuè)
    一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月
    九月 十月 十一月 十二月(師走)

     日付としての月の言い方です。一月は「一月」と言ってもかまいません。十一月の「冬子月」は現在はあまり用いません。旧暦では冬至(dōngzhì / ㄉㄨㄥ ㄓˋ)が十一月に来るのでそういう言い方になるのでしょうが、「冬至月」ではないので注意。十二月の「腊月/臘月」は今でもよく用いられます。日本語でも十二月は“師走”という異称をけっこう使うのと同様です。



  7. 時刻
    一秒 一分 十五分(一刻) 一点钟 一点半钟 一点钟过五分
    yì miǎo yì fēn shí wǔ fēn (yí kè) yì diǎn zhōng yì diǎn bàn zhōng
    yì diǎn zhōng guò wǔ fēn
    一秒 一分 十五分 一時 一時半 一時五分すぎ

     「一秒」「一分」はいいとして、「一刻」という15分を表す単位があり、45分は「三刻」といいます。もっとも30分は「半」といいます。
     “~時”は「点钟/點鐘」といいます。「钟/鐘」は省略してもかまいません。「点/點」と「钟/鐘」は別語なので分離することがあります。
     なお、二時は「点钟/點鐘」です。また上述のように時刻を聞くときは「多少~」ではなく「点钟/點鐘」となります。  “~すぎ”は「过/過~」のようにいいます。その反対に“~前”は「差(chà / ㄔㄚˋ )」といいます。これらの表現は「~点钟」の前に出すこともできるので「一点钟差五分」「差五分一点钟」の両様にいうことができます。